ストラトキャスター改造計画
(旧ブログからの掲載記事)
ストラトキャスターの再生
Fender mexicoの60sモデルのストラトキャスターをかれこれ10年くらい所有してるんですが、なんとなく飽きてしまって最近タンスの肥やしになりつつある。
でもストラトって使いやすいからとても好きなんです。
というこで愛着がわくギターにするべく、自分仕様のギターにしてしまえという考えに至ったわけであります。
ヴィンテージギターなれ
じゃあどんな改造をするか。
60sモデルのストラトなのでヴィンテージ感を強調したい!
ということで今考えてるのは以下の3つ。
- ボディのラッカー塗装化
- ピックアップの交換
- サーキットの改造
今回の改造のメインテーマはボディのラッカー塗装化です。
このストラトは現行のギターに多く採用されているものと同じポリウレタン塗装です。塗膜が厚いため、多少のダメージでは傷がつかず、経年劣化も少ないという優秀な塗装です。また大量生産にも向いてるそうで、現行のギターで多く採用されている理由でしょう。
一方、ラッカー塗装は塗膜が薄いため、経年劣化はするし、ゴム等に侵されるし、塗料としては劣っています。塗装工程も時間がかかるため、今ではカスタムショップシリーズくらいしかラッカー塗装していないようです。
爆弾の材料として使われていたニトロセルロースが、戦後に過剰供給されていたため、当時はラッカー塗料の材料としてよく用いられていたそうです。
じゃあ何故、そんな優秀な塗膜を剥がしてまで、ラッカー塗装化するのか。
その理由はただひとつ。
経年劣化させたいから!!
これです。これにつきます。
つまりレリックギターにしたいんですよ。
塗装がボロボロに剥がれて使い込まれた風合いを出したいんです。
ラッカー塗装にすると、塗膜が薄いぶんボディの鳴りが良くなると言われてますが、
正直そんなことどうでもいいです!!
ということで改造していきます。